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9つの星の元に 第1話『星の導き』―06


ズガァァァァァン!!!


「今声――てか、爆発っ!?」

「!? ここはまだ宇宙船よっ!? 爆発って・・・!?」

瞬間俺たちの血の気が退く。
ここは大気の無い宇宙空間、もし船が沈もうものなら逃げ場なし。
さっきの『きて』と言う言葉も気になるが、こりゃ命の方が危なそうだ。

「ああもうっ! 一体何なのよ! あの声聞こえるたびにコレ!?」

「パニくる前に助かる方法考えようぜ!? どうするよっ!?」

「そ、そうね・・・とりあえず~・・・」

ドタドタドタッ!

「爆発だ! メインエンジンがやられたっ!?」
「消火隊急げっ! 火が回る前に消火しろっ!!」
「ステーションまで持つか!?」

「・・・なんだか、やばそうね」

俺たちは外の状況を探る。
どうやら沈まない程度にダメージがあるようだ。
爆発の原因は不明だな。
原因が不明・・・というのが非常に厄介だ。
もう一度起きないとは限らないだろうな・・・。

「爆発と声の関連性はあると思うか?」

「さぁね・・・あるんならもう一度聞こえたらやばいわね」

あの声は鼓膜を震わすような声じゃない。
なんていうか・・・頭に響くような声。
テレパシーってでも言えばいいのかね?

「――? 爆発で扉が壊れてない?」

「あん? ありゃ・・・マジかよ・・・出ろってか?」

よく見ると爆発の衝撃で扉が壊れていた。
ちょっと強く押せば開きそうだ。

「どうする?」

俺は婦警さんに聞いた。

「武器なしで逃げるって言うのは難しいわね・・・」

という判断が帰ってきた。
とりあえず同意見か。
見つかってその場で銃殺刑は嫌だからなぁ・・・。

「・・・でも、あの声が私たちに対する物だとすると出ないと今度は落ちない?」

「・・・・藻屑か?」

「・・・藻屑ね」

その瞬間俺たちの意見は決まった。
『逃げよう』と。

「「せぇのっ!!」」

ガッタァァァァン!!!

俺たちは息の合った動きで扉をぶち開けて外に出た。

「――っな!? だ、脱獄かっ!?」

「あ、やべ、看守だ!」

『ひだり』

ズガァァァン!!

「ぐわぁっ!?」

看守に早速見つかった瞬間『声』が聞こえた。
次の瞬間爆発に看守が飲まれる。
生きているか死んでいるかは知らない・・・というか興味ない。

「左とか言ってたな! 行くっきゃねぇ!」

「爆発に巻き込まれて死にたくないしねっ!」

俺たちは迷わず左に走る。
とにかく死にたくはない。

「訳がわからんが逃げるのみ!!」

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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小説書いたり、ゲームプレイしたり。
あ、熱帯魚とかも飼ってます。
色々、自由気ままにやってます。

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