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9つの星の元に 第1話『星の導き』―07


ズガァァン!! ズガァァァン!!

「どうなっているんだ!? 壁が突然爆発をっ!?」
「まさか、爆発物が設置されていたと言うのか!?」
「脱走だ!! 地球人他1名が脱走したぞっ!!」

「――随分とまぁ、派手に騒いでるな・・・」

「何をのんびり言っているマーズ上等兵! 先の偵察隊も謎の爆発事故で全滅したのだ! 貴様は地球人たちを捕まえろ!」

「了解であります、中尉殿」



・・・・。



「――やっぱり声=爆発は正しいっぽいな!」

「どういうつもり!? こっちを誘導しているしているみたいだけど!?」

『正面』

ズガァァァン!!

真正面で爆発が起こる。
声は確実に俺たちをどこかへと導いていたみたいだった。
一体この声は誰の声だっていうんだ。

「・・・ようやく見つけました」

「「!?」」

声に従いドンドン船の中を突き進んでいた時だった。
それまで頭の中で響いていた声が突然耳を通して聞こえてきた。
そしてその声の主は・・・。

「あ・・・・箱女」

(箱女?)

なんと俺たちを呼んでいたのはあの箱の中に詰め込まれていた緑髪の女だった。

「えと・・・あなた・・・は?」

「私は星を見守る者です・・・と言ってもいきなりはよくわからないでしょうけど」

本当にわからなかった。
この箱女、目覚めたかと思うといきなり星を見守る者だなんて頭壊れているのか?
ちなみに箱女、身長は160センチ強、緑色の髪が腰まで伸びている。
やんわりとした顔に、何処の物かもわからない不思議な洋服に身を包んでいる。
名前がわからないので、とりあえず以後も箱女と呼称することにする。

「俺たちをここに導いたのはあんたか? 箱女?」

(なんで箱女?)

となりで婦警さんが不思議な顔をしているが俺は無視する。

「その通りです。あなた方の名前は?」

「あ・・・私はテラノ・アスカ・・・です」
「デイズ」

「アスカさんとデイズさんですか」

「どうして呼んだんですか、私たちを?」

「それは――っ!?」

言葉の途中で箱女は驚いたような顔をする。
一瞬、それの理由がわからなかったがすぐに俺たちも理解した。

「・・・・・」

「こ、こいつら・・・!?」

なんと、俺の船にも現れた黒い手長モンスターがこの船にも突然出現する。

「あの時の化け物・・・!?」

「気をつけてください、この世の存在ではありません」

「それってどう――うわっ!?」

ズガァァン!!

突然黒手長化け物は両手をぶん回して襲ってきた。

「くぅっ!? 一体なんなのよっ!?」

「私を追ってきたのでしょう」

「はぁ!? それって――!?」
「んなのは後にしようぜ! 今は逃げろっ!!」

俺は婦警さんの言葉を遮って、二人を連れてまた逃げ出した。

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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