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9つの星の元に 第1話『星の導き』―10


ボシュウッ!!

弾丸に頭を撃ちぬかれた黒い化け物の一匹は突然、浄化されたかのように煙となって消滅した。

「・・・! 弱いのか、それとも本当なのか」

使った本人はその効果に驚いていた。

「こっちも試してみればわかるでしょっ!!」

そう言って婦警さんは黒い怪物に突っ込み、十手を振るう。

バシュウッ!!

すると、やはり黒い怪物は黒い煙を出して消滅してしまう。

「いける! よぉしどんどんこい!」

十手一振りで消滅する黒い怪物に、婦警さんは余裕の表情を浮かべる。

「そこのあなた! あなたも手伝ってよ!」

そう言うと婦警さんは突然俺にレーザーブレードを渡してくる。

「・・・ち! 俺は民間人だぜ!?」

と言いつつも、レーザーブレードを展開して応戦にでる俺。

「くらえっ!!」

俺は両手でレーザーブレードを持って、黒い怪物を一刀両断にする。
怪物は意外と脆いらしく、簡単に真っ二つにできた。

「なんだ、よわ・・・うわ!?」

真っ二つになった怪物は死ぬのかと思いきや、そのまま真っ二つになっても俺に襲い掛かってきた。
ど、どうなってんだよ!?

「星の力を宿していない武器では浄化できません! 気をつけてください!」

「さ、先言ってくれ!」

俺は黒い怪物から離れた。
どうやら、星の力を宿していない限り怪物は倒せないらしいな。

「そういや、あんた星を見守る者とか言っていたよな・・・こいつらに対抗するには星の力を宿した武器以外ないのか!?」

「・・・無くはないですが、星の力ほどの効力は得られません」

「!? それってなんなんだ!?」

箱女の話だと、対抗する術が無いわけではないようだった。

「星の力よ・・・彼に星の力を」

「!? なんだ!?」

突然、俺の体が淡い光に包まれる。

「これで一時的にですが、奴等を浄化できるようになりました」
「しかし、星の力を宿した武器のように触れただけで浄化できるほどの力はありません」

「十分だ!」

俺はそう言って、再び怪物に切りかかる。
怪物の身体は例によって真っ二つになるが、傷口から煙が噴出す程度で即死には至らない。
だが、ダメージがあるのかすぐに動くことも無かった。
俺はためらわず二撃目を放つと、怪物は完全に煙となって浄化された。

(2撃か・・・数相手すると厄介になりそうだが)

倒せないよりマシ、そう割り切ることにする。

ズガァァァァン!! ガガァァァン!!

「!? 地震・・・なわけはないわよね」

「ち・・・落ちるか、我が火星軍の誇る軍艦が」

爆発音、そして強い振動。
どうやら、これ以上は船が持たないらしい。
だらだらと戦っている暇は無いか。

「おい、軍人さん! 死にたくなかったら脱出ポッドのある場所まで走れ! こいつらに襲われたら最後! どんな宇宙要塞だってもたねぇよ!!」

俺はそう言うと軍人さんは少し考えて。

「・・・貴様の言うとおりだな、ついてこい! 星屑になりたくなければな!」

俺たちは化け物が蠢く船内を走り抜けた、丁度あの部屋は船の後ろの方にあったらしく、船の尻のドッグにたどり着くと俺たちは底にあった脱出ポッドに乗り込むのだった。
脱出ポッドは俺たちが乗るとすぐに脱出し、その直後火星軍の戦艦は爆発し、俺たちの脱出ポッドは爆発の爆風で吹き飛ばされるのだった。





「・・・そう、逃げられちゃったの。さすがに星を見守る者・・・ただでは捕まってくれないか」

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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あ、熱帯魚とかも飼ってます。
色々、自由気ままにやってます。

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