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大番長攻略記事4、県内編突入編

どうも、大番長Big Bang Ageの攻略第4回です。
2週目なんであしからず。
県内編、まずは冒頭。

護国院……闘京より西カンサイにある組織。
そこからひとりの少女が追われていた。
それを追う、二人の忍者。
少女とはいえその足は速く、東へ東へと逃げていく。
埒が明かず、忍者の一人が手裏剣を投げた。
少女に当たり、それを捕まえようとする二人の忍者。

しかし――。


そして、時は少し過ぎ闘京。
路上で夜空を見上げている久那妓。
狼であった時、空に写る満月は心を高ぶらせたが、人であるみではかよう穏やか。
そう思いながら空を見上げていると狼牙が近づいてくる。
互い、気分転換が何かを思ってか、こんな夜更けに外に出る。
狼牙は学園の外に出ると、久那妓は少しだけ不安そうな顔で狼牙を見送った。
今日は11年前のあの時に似ている……。
あの忌まわしき夜に……。


「ふう……」

狼牙は久那妓と別れて10分ほど、聖城学園から1キロほど離れた人気のない小道を歩いていた。
足を止めてふと空を見上げる。

(とりあえず闇崎は倒した。兄貴の言うボタンてのも取り返した)

次はエリア全域、そして全国か。
その心は更なる躍進への畏怖か、それとも期待かはわからない。
ただいつになる鋭い目で空を見上げていた。
このケンカ馬鹿ならば、全国の強い奴と戦いたいだけなのかもしれない。

ふと、視線の先に写っていた満月が流れた雲に覆われ、視界が闇に閉ざされた。

「ん?」

闇の中から迫る気配を感じ取り、狼牙は気配に顔を向けた。
耳を澄まし、少しの音も聞き逃さない。
だが、足音も息遣いも聞こえないのに、気配だけを感じた。
そして微かに香る……血の香りが。

「誰だ?」

思わず狼牙はその気配に呟いた。
だが、問いかけには答えず、それは更に近づいてくる。

一陣の風が吹いて狼牙の髪を乱す。
月を覆っていた雲が吹き飛ばされ、視界の中に影が浮かび上がってきた。


――それは、まるで十字架に見えた。

地上よりおよそ3メートル。
そこに地があるように黒衣の男が立っていた。
そして胸にはもう一人、一人が抱き抱えられている。
巫女服のような装束を身に纏い、長い髪がだらんと地に伸びている、少女だろうか?
怪我だらけのようで手足の先から粘った紅い雫が垂れている。
もう一度風が吹いて男の髪を散らかすと、久那妓と同じ銀色の光が広がった。

何も言えず、何も言わず沈黙が続いていた。
狼牙と男の視線は衝突したまま、双方とも動く気配がない。
だが――

(こいつは、ヤバイな)

狼牙は自分の首筋を伝う汗を感じていた。
冷えた視線は空虚ではなく、磨き上げた氷のような、心の熱までも奪う輝き。
視線をそらしたいと思った相手は、産まれてからこれで二人目だった。
一人目は実の兄、豪だ。
己の隠した嘘を諌められた時、狼牙は兄から目をそらした。

しかし、あの時と今ではまるで状況が違う。
あの時は後ろめたさで目をそらしたが、今は純粋な恐怖だ。

「てめぇ……なにものだ?」

からからになりながら精一杯の声を出す狼牙。
しばらくして、男が微笑を浮かべた。
ふと、男の目に人の熱が浮かんだ。

「まさか、君が資格者の一人とは……運命とは皮肉なものだ」

突然訳のわからないことを言う。
だが、男は構わず言葉を続けてきた。

「この娘は、君に預けよう」
「もし、命あり、定めが引き合うならば救世あるいは破滅のために……」

訳のわからないことを言い続ける男。
狼牙にわからない。
いや、おおよその誰が聞いてもわからないだろう。

ふと、男の腕から力が抜け、抱き抱えられていた少女の体がどさりと地に落ちる。

「お、おい!」

「また会おう、ザンマの血の者よ」

男の周囲に闇が滲み、体を包んでいく。
気がつけば男は闇と共に跡形もなく消えていた。
呆然とする狼牙だが、すぐに呆然とはできなくなる。
目の前には無造作に地面に落とされた今にも死に掛けのような傷だらけの少女が倒れているのだから。

「おい、生きてるか?」

近づいて覗き込んだ瞬間、今まで微動だにしなかった少女が突然目を見開き、跳ねるように飛び上がった。
突然の身軽な動きに驚愕を覚える狼牙を他所に、その傷だらけの巫女装束の少女はつま先をそろえて地面に立ち、腰に結んでいた鞘から、スラリと剣を抜く。
息乱れることなく真っ直ぐと太刀を構える。
獲物を狙う鷹のような視線には溢れんばかりの殺意。
とてもさっきまで虫の息だった者とは思えなかった。

「化け物に二人も会うとは……今夜は百鬼夜行かよ」

げんなりするように呟くのは狼牙だ。
少女は明確な殺意を向けて狼牙と対峙する。
ふと、少女唇が殺意の形に動いた。

「殺す」

それは同時だ。
身を沈めたかと思うと、滑るような動きで前に進み、狼牙との間合いを一瞬で詰める。

ヒュン!

狼牙は咄嗟に飛びのいた。
横に振られた刃先は制服の生地一枚でかわす。
少女は休むことなく斬撃を繰り返す。
続け様に繰り返される攻撃は、雷のような一撃であり、狼牙の体を掠り、血を滲ませる。
何度目に翻った刃が狼牙の頭上から襲い掛かる。

ぎぃん!

狼牙は拳を顔の前に構え、左手の甲で受け止めた。
少しだけ間合いが広がり、狼牙は自分の拳を確かめる。
グローブの中に埋め込まれている断衝材は、ズタズタになっている。
次の一撃を受け止めることは不可能だろう。

(ち……腹を決めるか)

自分の状況を見ていよいよ覚悟を決める狼牙。
雄たけびを上げて少女が襲い来る。
渾身の力で振り下ろされた白刃が、守る術を失った狼牙の体と重なった。

「・・・・っ!」

二人の動きが止まる。
戸惑いなく襲い掛かった刃は、狼牙の体を突き抜けることなく、狼牙の両手に挟まれていた。
真剣白刃取り……やったことも無いのにぶっつけ本番でやるのがこの男だ。
剣を挟んだまま、二人の体が密着する。

「殺す……コロス……ころす……」

「刃を向けて殺し文句ってか……洒落にならねぇ」

「殺す」

「なんだって俺に斬りかかる?」

言葉が通じるかどうかはわからないが、狼牙は少女に話しかけた。
だが、以外にも少女からは答えが返ってきた。

「殺さなきゃ……殺されるから……」

なに…・? 呟くのも束の間瞬く間に少女の口から言葉が溢れる。
まるで恐怖に怯える子供のように。

ころされる、ころされていく。
ひとりふたりばたばたと。
きえる。
さいごのわたしもきえる。
ぜろ、ぜろ、ぜろに。

まるで、少女の顔は辻きりの羅刹の顔には見えなかった。
そう……恐怖に怯える小動物のような顔だった。
赤い瞳から、滲む血を洗い流す雫が流れている。
気がつけば、狼牙の口が動いていた。

「大丈夫だ」
「俺が守ってやる、安心しろ……お前は誰にも殺させやしない」

ふと……少女から安堵の息がこぼれると、力が消え、糸が切れたようにその場に崩れおちた。

「ふう……ひょっとして、とんでもねー約束しちまったか?」

崩れ落ちる少女を抱き抱える狼牙はそう呟いた。
狼牙のいいところであり、悪いところはこの考えなしだろう。

(まぁ、いいか……いい女だしな)

結局それで落ち着く。
天性の女たらしだろう、この男は。

……後編に続く。






さぁって、県内編の冒頭編を小説風に書いていたら、長くなりすぎました。
ていうか、まだこれから戦う相手のこととか、こちらの動きとか色々あるのに、この初戦だけで半分いっちゃったよ!
ちなみにこの少女の正体は次回で。

というわけで、ここからキャラ紹介。

gou01.jpg

斬真豪(ざんまごう)
県内編以降からはお世話になるご存知(?)豪おにいちゃん。
至上最弱の男を自称し、その通り弱い。
能力が全く上がらない上、必要経験値が異常なほど高い。
まさにお荷物といわんがごとくの人物。
だが内政面は全キャラ中最強で、並みの地域なら彼一人で問題なくなる。
特殊能力は『探索』、特定の地域に彼を配置すると何かを発見することがあります。
ちなみに戦闘タイプは近距離タイプ。
HPが低い、攻撃力が死んでる、反撃率も死んでいるで何ができるといいたいが。
だが、とあるイベント以降はほぼ最強キャラになる。
まぁ、戦闘に参加させる必要はほとんどないが。

seizyouakazyo01.jpg

聖城赤女
いわゆる凡庸キャラで学園編から仲間に出来る。
戦闘ステータスは遠距離タイプで命中率は悪いので注意。
攻撃力も低く、お世辞にも戦闘能力は期待できない。
このタイプは内政面において収入が高く、また給料が低いので全国編ではそれなりに活躍するかもしれない。

seizyouaozyo01.jpg

聖城青女
こちらも凡庸キャラ、決してただの色違いではない。
こちらは中距離タイプ。
やはり命中率は悪いが、遠距離タイプより攻撃力は高い。
赤同様内政で活躍する、やはり給料は低い。


普通キャラ紹介で凡庸キャラを紹介するなんてあるのかなぁ……俺くらいじゃねぇ?

あと、こっからこれまで攻略で出てきたキャラで紹介して欲しいキャラがいたらコメントか拍手でお願いします。
なるべくは優先的に出したいと思います。

テーマ : エロゲ
ジャンル : ゲーム

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なげぇ…(汗)

こちらも似たような感じだが
台詞込めるとパネェな…

全くだな。

元々俺の攻略はある程度小説風にするが、今回はとりわけ長かった。
まぁゲーム中でも長いからなぁ。
そっちの恋姫の攻略も小説風にしたら相当長くなると思うよ?
まぁ、俺は攻略に人物たちの描写を入れすぎなのが問題なのだが。
オニキンメたん
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プロフィール

KaZuKiNa

Author:KaZuKiNa
KaZuKiNaといいます。
小説書いたり、ゲームプレイしたり。
あ、熱帯魚とかも飼ってます。
色々、自由気ままにやってます。

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