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大番長BBA攻略5 本気じゃないと困りますよ?編

さて、しばらくパソコンが触れなかったことも災いして更新が遅れました。
ちなみにタイトルはBBBの京堂扇奈の勝利台詞。


さて、では前回の続きから。
思い出せない人は攻略4を。(無責任)

「狼牙……遅いな」

闇の向こうを少し不安そうに見るトルマリンのような瞳。
白銀の髪がわずかに風に揺られ、ただ一人の男を待つ。

「なんだよ、まだいたのかよ久那妓……」

「どうした狼牙! その傷……そして、その女子は……」

校門の前で狼牙の帰りを待つ久那妓。
突然闇の中から戻ってくる狼牙を迎えるのも束の間。
狼牙の様相に驚くのだった。

狼牙の胸に抱かれる血だらけの少女、そして切り傷だらけの狼牙……おかしいと思わない方がおかしい光景だった。





……次の日。

「ふう……随分綺麗になったな」

ぐるりと周りを見渡し狼牙は「ふう」と小さくため息をついた。
いや……ため息ではない感嘆の吐息だった。

狼牙が今立っているのは、つい先日まで闇崎執行部が司令部として使っていた部屋だ。
が、床に撒き散らされていたゴミは姿を消し、皮脂とインクの化粧が施されたテーブルは光沢が見えるほどに磨き上げられている。
この部屋を今後の拠点に使う『かも』と呟きを聞いた瞬間、咲苗の目つきが戦士のそれに変わり、然るべき事態へと至ったのだ。

わずかに染み付いたタバコの臭いが残っているくらいで、執行部室の中は一夜で見違えてしまった。

(しかし、よく片付けたもんだ。案外掃除が委員長のB能力なのかもな)

冗談ではなく、本気でそう思えるほどの変わりっぷりだった。

「狼牙――」

「久那妓」

「上の者からここに居ると聞いて……」

狼牙の後を追うように現れたのは久那妓だった。
なんでも狼牙を探していたようで、まだ学園の仕組みをよく理解していない久那妓は聞きながらここに来たようだった。
だが、部屋に入った瞬間久那妓の顔色が変わる。
それはまるで信じられないといった顔だ。
最も、表情に出すことは決してないが。

「ずいぶんと変わったな。一瞬私の認識能力がおかしくなったのかと思ったぞ」

「委員長の仕業だ。俺も入った時は同じことを思ったぜ」

「咲苗が……たいしたものだ……?」

改めて部屋を見回す久那妓の肩を掴むと、狼牙は腕の中にぐっと抱き寄せた。

「なんのつもりだ?」

訝しげに目を細める久那妓。

「いや、ま。少し小さくなってもお前はお前だしな」
「このくらいしてもバチはあたらねーだろ?」

言いながら唇を寄せていく狼牙、だが小さな手のひらがそれを押し返す。

「……時が時ならこういう雰囲気も悪くはないが、ここに足を運んだのは理由があるのでな」

言われて狼牙は久那妓を離す。
舌打ちし、久那妓から離れた。

「昨夜拾った娘が目を覚ましたらしい」

「なに? もう動けるのか?」

狼牙は昨日の少女のボロボロ具合を思い出すと動けることが信じられなかった。
どうみても死にかけの体で戦ったのも問題だが、それがたった一夜で動けるまでに回復するのだろうか?

「ああ、気になるなら会いに行くがいい」

「お前はこないのか?」

「後から行く」

「判った。それじゃーな」

狼牙はそう言うとあの少女の様子を見に、出かけるのだった。

「……それにしてもあの巫女装束の娘。似ている……」

狼牙が居なくなるのを確認すると久那妓は小さく呟いた。



「あら? 狼牙君?」

保健室へと足を運ぶと、突然扉が開いて咲苗が現れた。

「よう委員長。部屋見たぜ、グッジョブグッジョブ、たいしたもんだ」
「姫さんが目覚めたって聞いたが、どこだ?」

「あ、うん。あの娘なら今着替えて……」

「――お呼びですか?」

言いかけた咲苗の後ろ、ベッドを区切るついたての向こうから人影が現れた。
白を基調とした赤のセーラー服に身を包んだ、あの巫女少女だ。
本当に元気な様子であり、ニッコリ笑みさえ浮かべている。

「よ、元気になったみたいだな」

「はい、すっかり」
「あの、咲苗さん、この方は?」

咲苗の方を見ると、狼牙のことを聞いてくる。

「話していた斬真君。あなたを助けてくれた人よ」

「そうですか……どうもありがとうございます」

黒髪の少女は小さく息を飲むと、両手を体の前に揃えて深々と頭を下げた。
あまりにも深すぎて、お辞儀というより前屈に見えた。

「おいおい、そんなにかしこまるなよ。俺はただアンタを連れてきただけなんだから」

「いえ、昨夜の私は満身創痍だったと咲苗さんに聞いています」
「狼牙さんに助けられなければ骸を晒していたいたやもしれませn」
「けして「ただ」などということは……」

「いいから顔上げろよ。せっかく元気になったってのに、顔が見えなきゃ張り合いがない」

「はいっ」

顔を上げると、今度は真正面から狼牙を見る。
微かに柔らかな笑みを浮かべ、瞳には気負いも威圧も感じられない。
まるで純真な子供のような目だった。
その顔からは昨夜の修羅や羅刹のような顔は見れない。
まるで……本当に同一人物かと思うほどだ。

「ちょっと……斬真君……」

そっと小声で咲苗がささやく。

「気がついているの? 彼女の着ているの……カンサイの制服よ?」

赤のセーラーはカンサイの制服。
それは彼女が、護国院勢力下の学生であることを意味する。
魔界孔の出現後、乱れた世の中を伝説の初代番長が収めてから11年後……日本は4つの勢力に別れた。

銀城智香率いるPGGが収めるカントウ。
弐乃静が統括する護国院の護るカンサイ。
ヴァンパイア組織、ナイトメア・アイズが支配するホッカイドウ。
そして今だ内戦が続くキュウシュウの4つだ。

狼牙たちがいる聖城学園はPGG勢力下、闘京に属するのだが、二年前PGGは護国院に宣戦布告。
俗に「関ヶ原の戦い」と呼ばれる戦争を経て、現在は休戦に至ったものの、両勢力の関係は依然緊張状態にあった。

「それがどうした?」

「どうしたって、だって護国院は……」

「俺の目的は全国制覇だぜ?」
「なんでそんなことを気にしないといけないんだ?」

狼牙にとってはカントウの人間もカンサイの人間も関係はない。
それは咲苗に取っても同じだったが、全てがそうかというとやはり別だった。
それが咲苗の気にするところだった。

「改めて言っておくが、俺は本気だぜ?」

「あの……」

「悪いな、内緒話しちまって」

会話が気になってか少女が口を開く。
話はもう終わりと言うように狼牙は少女に向かい合った。

「さてと……いくつかアンタについて聞きたいことがあるんだが、いいか?」

「はい、答えられることでしたら」

「まず名前は?」

「名前は……扇奈です」

「「せんな」か……名字は?」

「きど……京堂と言います」

「京堂扇奈か……よし、続けて聞くぜ。アンタは一体何者なんだ?」

このことを聞かれた時、扇奈が少し止まった。
最初戸惑うように……しかし少しの間をおいて答える。

「……カンサイの学生です」

「それは見ればわかる」
「俺が聞きたいのは、アンタが血塗れで倒れていた理由と、あの男は何者なのかってことだ」

……沈黙が続く。
扇奈顔からはうっすらと笑みが消えてゆく。
答えたくないのか、答えられないのか。

「すみません、名前以外思い出せなくて」

それは記憶喪失だろうか?
咲苗の問いにも申し訳なさそうに頭を下げ、ゆっくり肩を落とす。

「そんな暗い顔するなよ、別に責めているわけじゃない」

「はい……」

「それじゃ、最後の質問だ。これから、どうするつもりだ?」

「……とりあえず、カンサイの勢力本拠地である、京を目指そうと思います」
「そこにいけば、何かわかるかもしれませんから……」

「待って京堂さん、ここから京に行くって言っても、随分距離があるわよ?」
「それにもし街を歩いて、PGGの目にでも止まったりしたらどんな目に遭わされるか……」

「でも……」

扇奈がそれでもといった顔をしたとき、狼牙が口を開く。

「よし、こうしよう。アンタは俺たちと一緒に行動しな」

「え……?」

「俺の目標は全国制覇だ。いずれ京にもたどり着く」

「少し時間はかかるが……安全、確実に届けるぜ?」

「お心遣いは嬉しいですが……命まで助けて頂いて、これ以上恩を受けるわけには……」

ここでもしぶる扇奈……だが、もはや場は狼牙が支配したようなもの。

「そうか……なら、気兼ねないようにしてやる」

狼牙はすっと扇奈に近寄ると、彼女の両手を自然な動作ですくい上げる。

「扇奈、俺の女になりな」

「え……」

突然のことにビックリする扇奈。

「俺の女になれば、負い目を感じることはないぜ?」

「ちょ……ちょっとちょっとちょっと!」

いきなりの口説き文句に度肝を抜かされたのは扇奈ではなく、咲苗だった。

「なんだよ委員長、今良い所だってのに」

「今、ここでそんなこと言わなくてもいいでしょ!」
「それにそんなこと言われても京堂さん困るわよ……」

「委員長の時だってそうだったろ?」

「そ、それはそうだったけど……事情があったから……」

イマイチ狼牙が扇奈を口説くことに納得できない咲苗。
つい、扇奈のことも出すが、それを聞いて扇奈は。

「分かりました」

「え?」

一言だった。
扇奈はわかったといい、咲苗ははキョトンとした。

「私、狼牙さんの女になります」

「えええっ!?」

「そうかそうか、嬉しいぜ」

「喜んでいただけるのなら私も嬉しいです♪」

「ま、待ってよ京堂さん。そんなに軽く答えちゃ」

「あ……なにか問題が?」

「この人、すっごく喧嘩好きなの」

「今の世の中、戦に臨むのは男性でしたら当然です」
「それに私は狼牙さん助けられました」
「力だけでなく、仁も持った方だと思います」

ぐ……咲苗の表情がわずかに歪む。
だが、咲苗も諦めない。

「それに、この人すっごく女好きで――」

「英雄色好むと言いますし、私は特に気にしませんよ?」

「う……」

先手を打つように喋る扇奈。
ついに咲苗も言葉を失う。

(私が間違っているの? そうなの?)

ストレートに二本負け。
不条理ながら扇奈に上がった軍配に咲苗が頭を押さえる。

「狼牙さん、ふつつか者ですが、宜しくお願い致します」

「おう、よろしくな。後で部屋を作らせる」

「あの、私からも一つお願いがあるんですけど」

「なんだ?」

「先ほどから狼牙さんが言っている全国制覇って言葉……」
「それはこの日本の全ての勢力に戦いを挑むということですか?」

「ああ、そんな男の女になるのは不安か?」

「いえ、でしたら私も共に戦場に立たせてください」

「そういうことか、それなら宜しく頼むぜ扇奈」

「はいっ」

軽やかに答える扇奈。

「ちょ、ちょっと……大丈夫なの?」

明らかに不安そうに聞く咲苗。

「心配無用だ。こいつは委員長の3倍は強いぜ」

「さ、さん……」

言葉がない。
その表情は自分の弱さへの懸念か、それほどの強さなのかという驚嘆なのか。

「咲苗さんも宜しくお願いします」

「え?」

「狼牙さんの愛人同士、仲良くいたしましょう」

「あ、あはは……そ、そうね……」

「やはり、そういうことになっていたか」

そう言葉を発したのは久那妓だった。

「ま、お前ならばそうなると思っていた」

「以心伝心とは、さすが俺の許嫁だな」

「ふ、皮肉で言っているというのに、相変わらず自分勝手な解釈の得意なヤツだな」

また、違う声久那妓の後ろから長身の男が現れた。
斬真豪、狼牙の兄だった。

「今日は初めて会うな、弟よ。ん?顔色が悪いな」

「自覚はねえだろうがテメェのせいだ」

「む、こちらが例の……」

豪が扇奈気づくと、扇奈は狼牙の時と同じく頭を下げた。

「はじめまして、京堂扇奈と申します」

「先に名乗らせてすまんな。私はこの馬鹿の兄で豪という」

「狼牙さんのお兄さんでしたか……」
「先ほど狼牙さんの女になりました。今後とも宜しくお願いいたします」

豪が扇奈を真っ直ぐ見つめた時、不思議と時が止まったかのようだった。
豪が扇奈を見るとまるで何かを思い出すように……普段の、おちゃらけた兄がそこには居ない。

「ユキ……ナ?」
「いや、そんなはずはないか、年も若すぎる……」

「あのぉ?」

「済まない。知人に似ていたのでな」
「喧嘩しか取り柄のない弟だが女には優しい。まぁ、よろしく頼む」

「はい♪」

この会話を聞きながら、天楼久那妓は鋭い視線を扇奈に送っていた。
それに気づいたのは咲苗だった。

「どうしたの天楼さん?」

「何の話だ?」

「今、凄く怖い顔をしていた……」

「……私はいつもこんな顔だ」

たしかに久那妓は見ればいつも不機嫌そうな顔している。
だが、この久那妓の顔はいつもとは違う。
確証は得られないがどこか本能的に咲苗は異変を感じたのだった。
あの……殺気にも似た冷たい目線に。


「扇奈か……昨夜のあの顔が本性かどうか分からないが、今のところ嫌な気は感じないな」
「まぁ、しばらく様子を見るか。強いし、美人だし」


約束も……したしな。

だが、狼牙は最後までは言わなかった。
扇奈を留めたもう一つの理由。
血濡れの扇奈を抱いていた黒衣の男。
狼牙の胸に恐れの鼓動を蘇らせた男。
扇奈と一緒に居れば、また会えるかもしれない。
次に会った時には決着をつける。
あの男と、自分の恐怖に――。

冷えた記憶を手探り、狼牙の胸が震えた。



さて、今回はここまでです。
今回紹介するのは一人。
彼女です。

senna01.jpg

京堂扇奈(きょうどうせんな)
大番長BBAのメインヒロインの一人。
BBBにも参戦している。
彼女の設定はほとんどストーリーの確信関係なので説明できないのは御免なさい。
ニコニコMUGENなどでも大人気の戦える巫女さん。
見た目的によく、巫女? などと言われるがBBBのあの姿はカンサイの制服であってちゃんと巫女服着た立ち絵もあります。
戦闘ステータスは中距離タイプで、攻撃力、命中率、反撃率、どれを取っても隙はありません。
ただし、HPは通常のみなさんに比べれば高い方とはいえ、決して安心できるHPではない上彼女は全く回避がありません。
実際クリアまで使っても彼女の回避は成長しない所、本気で当たれということでしょう。(苦笑)
治安収入共に良く、内政面でも活躍が期待できるでしょう。
ただし、今回の県内編の進め方次第では攻略できないキャラとなります。
登場から終盤までほとんどの雑魚敵を一撃の下屠る高い攻撃力は強力な刃となりますが、全く回避が出来ないので終盤は雑魚敵の攻撃を食らって戦線離脱、そのまま次のターンまでお休みが多くなるでしょう。
近距離タイプには無類の強さはありますが、中~遠タイプ相手には良く考えて戦いましょう。
特殊能力は『超回復』、ターン開始と同時にMAXHPの100%が回復します。
耐久戦においては無類の強さを発揮するでしょう(その性で彼女はほぼ休みなく働く羽目になることも)
ただしアイテムなどでMAXHPを上げる(例:鉄壁の学聖ボタンは最大HPをプラス100する上弱点をなくすので相手に有利を着けられることがなくなる)等のことをしてあげると、実質敵には撃破不能の要塞となるでしょう。
実際やってみましたけど、反撃率が高いので近~遠まで満遍なく一発食らった上で殺していきました。
メインヒロインだけあって、彼女のイベントも豊富であり、特に護国院戦は見ものです。

テーマ : エロゲ
ジャンル : ゲーム

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Author:KaZuKiNa
KaZuKiNaといいます。
小説書いたり、ゲームプレイしたり。
あ、熱帯魚とかも飼ってます。
色々、自由気ままにやってます。

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